コスモ建設です。いつも記事を見てくださってありがとうございます。

 

冬に家の中が寒いと快適には過ごせません。

特に北海道のような寒冷地では、冬でも暖かい家であることは家づくりの重要ポイントです！

 

そこで今回のコラムでは、冬も暖かい家にするためのポイントを解説します。

冬に家が寒くなる理由や、どんな部分に気を付けるべきかをご紹介しますので、これから家づくりを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

 

 

暖かい家にしたい！冬に家の中が寒いのはなぜ？

冬に家の中が寒くなってしまうのには、主に以下のような理由が考えられます。

• 建物の断熱が不十分
• 隙間風が出入りする
• 日当たりが悪い
• 暖房器具や設備が部屋数や広さに合っていない

 

建物の断熱性が低いと、外からの冷気が伝わりやすく、せっかく暖めた室温も外へ逃げやすくなってしまいます。

また、隙間風の出入りしても同様です。

これではせっかく暖房で暖めても、家の中がなかなか暖かくならず、冬には寒さを感じてしまうでしょう。

 

家の方角や間取りの関係で日当たりが悪い、そもそも暖房設備が合っていないといったケースも考えられます。

 

 

冬でも暖かい家にするポイント

上記の状態を改善し、冬でも暖かい家づくりのためのポイントをご紹介します！

 

断熱性を高める

冬でも暖かい家づくりのためにまず必要なのは、建物の断熱性を高めること！

断熱性の高い家は、室内の暖かさを外に逃がさず、外の冷気が室内に伝わりにくいので、暖かさをキープしやすいです。

 

断熱性を高めるためには、高品質な断熱材を壁・床・天井などに十分に施工する、ドアや窓など開口部の建具を断熱仕様にするといった方法がありますよ。

 

コスモ建設では、壁にはグラスウール、天井にはロックウールなど、それぞれの場所に特徴を踏まえた適切な断熱材を施しています。

断熱材の種類や特徴は「断熱材の種類は3つ！それぞれの特徴や性能、断熱材を選ぶ基準も確認」のコラムでもご紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

気密性を高める

気密性を高めると隙間風の出入りが少なくなるので、暖かい室温をキープしやすくなります。

建築時に断熱材を隙間なく施す、気密テープや気密フィルムで隙間を埋めるなどの気密施工で施工するほか、気密性の高い窓サッシやドアを採用するなどの方法があります。

 

コスモ建設では、建材や工法一つひとつにこだわり暖かい家づくりを実現しています！

コスモ建設の家が暖かいワケもぜひご覧くださいね。

 

全館空調システムを取り入れる

全館空調システムとは、部屋ごとに暖房器具を設置するのではなく、家全体を暖める暖房システムのこと。

北海道ではパネルヒーターを用いたセントラルヒーティングを採用するケースが多いです。

 

部屋ごとではなく家全体を暖め、常に適温をキープします。

リビングなどのメイン空間はもちろん、冷えがちな廊下や洗面所などへ移動しても変わらずに暖かく過ごせますよ。

 

「寒い北海道でパネルヒーターを効果的に使う方法」のコラムでも、セントラルヒーティング式パネルヒーターについて詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。

 

間取りを工夫する

暖房効率を考えると、暖めるのに時間がかかる吹き抜けなどの大空間は避け、できるだけ四角に近い形状、シンプルな間取りがおすすめです。

 

ただし、高断熱・高気密の家なら、空調効率とデザイン性を両立した家づくりも可能になります。

吹き抜け＋天窓の間取りは、リビングまで太陽光が届いて明るく暖かなリビングに。

 

なお、暖かい空気は上にたまるので、吹き抜けの間取りには空気循環を促すシーリングファンの設置も必須です。

 

 

冬も暖かい家のメリット

冬も暖かい家は、どの部屋でも寒さを感じることなく快適に過ごせるのがメリット。

冷えによる体調不良や、部屋ごとの急激な温度変化によるヒートショックのリスクなども減らせ、健康に安全に過ごすことができるでしょう。

 

ヒートショックとは、急激な温度変化による血圧の乱高下により心臓や血管に負担がかかる現象のことです。

暖かいリビングから寒い廊下への移動、寒い脱衣所から熱いお風呂への入浴などで起こりやすく、心筋梗塞や脳梗塞などの病気につながることもあります。

 

また、高断熱・高気密で暖房効率が良ければ、光熱費の削減にもなります。

「全館空調は光熱費がかかりそう」と思うかもしれませんが、暖房は立ち上がりや低い室温を上げるときに一番パワーを使うものなので、適温をキープするのは省エネでもあります。

 

家中が適温に保たれていれば、温度差による結露の発生も抑え、湿気やカビで家が傷むのも防いで大切な家が長持ちします。

 

この記事のポイント

冬に家が寒い原因は、断熱性・気密性の低さや日当たり、暖房器具が適していないといったことが考えられます。
北海道のような寒冷地では、冬の家の暖かさは快適に暮らすための重要なポイントですよね。

冬でも暖かい家づくりを目指すなら、建物の断熱性・気密性を高めるのはもちろん、空調効率を高める間取りの工夫や、セントラルヒーティングの導入なども検討してみましょう。

暖かい家は快適なだけでなく、安全・健康に暮らせ、省エネで光熱費の削減も目指せますよ！