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ハウスメーカーコラム

寒い北海道でパネルヒーターを効果的に使う方法

コスモ建設の黒田です。いつも記事を見てくださってありがとうございます。

寒冷地である北海道の冬を快適に過ごすために、どのような暖房器具が最適か気になりませんか?

今回は戸建の家への設置に向いている暖房器具の1つ、セントラルヒーティング式パネルヒーターについて、その特徴やメリット、デメリットについてご紹介します!

戸建の新築や賃貸を考えている方は、ぜひ参考にして下さいね。

北海道で人気!セントラルヒーティング式パネルヒーターとは

一口に「パネルヒーター」といっても「セントラルヒーティング式パネルヒーター」と、主に電気で動き、持ち運び可能な小型のものに分けられます。
北海道などの寒冷地で利用する場合は、圧倒的に「セントラルヒーティング式」がおすすめです。

「セントラルヒーティング式」は安全・快適・暖かい!と3拍子揃った暖房器具です。
セントラルヒーティング式では家の1ヶ所に暖房専用ボイラーを設けて、そこで暖められた温水を各部屋に設置したパネルへと循環させ、家全体を一度に暖かめます。
そのため、各部屋にそれぞれ独立した暖房器具を準備する必要がありません。
また、部屋だけでなく、廊下にも設置することができます。

セントラルヒーティングで使用するボイラーは灯油やガス、電気などのエネルギーを用いて、パネルにつながる不凍液などを暖めます。
水だと凍る可能性があるため、一般的に不凍液の使用を推奨します。
さび防止剤が含まれている場合もあります。

「24時間暖房が基本」というのも特徴の一つです。
部屋を暖めるのに時間がかかってしまうのと、スイッチのon/offを繰り返すことで光熱費が高くなるからです。
長期間不在にするときを除き、就寝時や日中の外出時程度であれば「弱めてつけっぱなし」と理解しておくと良さそうです。

北海道のハウスメーカーでセントラルヒーティング式パネルヒーターをお勧めするメーカーが増えてきています。
なぜなら、セントラルヒーティング式を採用する場合に、大切な要素となる「断熱性」と「気密性」が高い住宅がここ数十年で増えてきているからです。

北海道でセントラルヒーティング式パネルヒーターを使用するメリット・デメリット

メリット・デメリット

ここで、セントラルヒーティング式パネルヒーターを使用する際のメリットとデメリットを紹介します。

最大のメリットは優しい暖かさ

セントラルヒーティング式パネルヒーターの特徴は、なんといってもその「暖かさ」です。
独特の暖かさゆえに、さまざまなメリットにつながります。

建物全体が暖まる

各部屋に設置する暖房器具と違い、家全体が暖まります。
部屋の往来による気温変化が少ないので、特に高齢者の方にとっては健康面でも安心です。

不必要な空気の循環がない

エアコン暖房のように空気の乾燥がなく、風を発生させる暖房器具ではないため、適切に使えばほこりが舞う心配もありません。

小さなお子様やペットがいても安心

パネルヒーターの側面はあまり高温にはなりにくい設計となっています。
直火や沸騰した温水に触れる心配がなく、低温やけどに注意すれば大きな事故につながりにくいのもメリットといえます。

日々のランニングコストが経済的

導入費用は掛かりますが、一度導入してしまえば各部屋にそれぞれ小型暖房器具を置くよりも経済的になります。
さらにガス会社によっては、セントラルヒーティング用の料金プランがあったり、お得な電気料金プランへ変更することによって費用を抑えることができます。

手袋などを温める

ボイラーで40℃~70℃に暖めた温水が循環しているため、パネルヒーター自体は触れても、火傷しない熱さです。
別売りのタオルハンガーなどを利用してパネルヒーターで暖めておいた手袋や靴下を着用すると、暖かくて気持ちが良いですよ。
(※直に布製品を近づけるのは故障や布製品の破損の原因となります。必ず専用のパーツを使用します)

デメリットは設備の導入費とメンテナンス費用、温まるまでの時間

セントラルヒーティング式パネルヒーターを長く愛用したいと考えたとき、どうしてもお金とメンテナンスの手間が必要となります。
しかし、その分愛着はわいてくると思いますよ。

初期費用がかかる

エアコンの設置と異なり、家全体へ温水を流す配管の設置や各部屋にパネルヒーターを設置するための大掛かりな工事が必要です。
リフォームで後付をする場合には、床材をはがすなどの手間がさらにかかります。
工事費として100万円以上は必要となってきます。

家の気密性によるリフォーム費がかかる場合も

家をじんわりと暖めていく性質があるため、外からの冷気に弱いです。
そのため、断熱性や窓のサッシなどにも注意を払う必要があります。
中古物件の場合は家の修繕が必要なケースがあるかもしれません。

メンテナンス費用が必要

定期的に不凍液の交換をする必要があります。使っているうちに劣化していくため、不凍液の抜き出し、配管洗浄、新しい不凍液の補充が必要です。
費用は3万円程度かかります。2〜3年を目安に行うといいでしょう。
ボイラーも一年に一度を目安に定期的に点検し、部品交換や洗浄などのメンテナンスを行うことで劣化を防ぎます。費用は3万円程度です。

暖まるまで時間がかかる場合も

セントラルヒーティングでは基本的に24時間運用していきますが、何らかの事情で電源をオフにしたり温度調整を行った際には、なかなか思い通りの温度にならないこともあります。

寒い北海道でも効率よく暖めるパネルヒーターの使用方法

パネルヒーターのサーモバルブ

パネルヒーターを使用して、部屋を効率よく暖めるコツを紹介します。

温度の設定方法と理想の設定温度

温度は各部屋に設置したパネルヒーターの温度設定つまみを回して調整します。
この部品をサーモバルブと呼びます。

サーモバルブは見た目以上に優秀です。
設定温度に対して、室温が低くなった場合は感温体と呼ばれるセンサーが反応して、弁が開き温水が流れ込み、部屋の温度を暖めます。
反対に、室温以上になると、弁が閉じていき温水の入りが減り、部屋の温度を下げようとします。

サーモバルブの設定数値は目盛りの中央ぐらいがベストです。
メーカーによって、目盛りに対する温度や目盛り自体が違うため、取扱説明書を確認してください。
また、ボイラーの設定温度は50℃を推奨します。

部屋の適温は生活様式よって変化しますが、サーモバルブの目盛りを中央にあわせることで室温はだいたい20℃になります。
20℃前後でほどよい暖かさを感じられると思います。

部屋と部屋の温度差には注意が必要です。例えば、リビング25℃、寝室18℃に設定しておくと、対流が引き起こされてハウスダストが舞ってしまったり、温度が低い部屋で結露が生じたりすることがありますので気をつけてください。

最適な設置場所とは?

パネルヒーターの設置場所は窓のすぐ下がお勧めです。
暖かい空気が冷たい窓ガラスに触れると、冷たい空気が床に滞留する「コールドドラフト現象」が引き起こされます。
そのため、足元が冷えてしまいます。

この現象を抑えるため、窓のすぐ下に設置することをおすすめします。

長期で家をあける場合

旅行や帰省など、長期間家をあける場合は、低い温度に設定してつけっぱなしにして下さい。

一度家が冷えてしまうと、再度暖めるまでに時間とエネルギーが必要となり、かえって非効率になります。
運転停止時間が数時間であれば24時間付けたままほうが省エネです。
低温設定で運転を続けることが効率もよく、帰宅時に寒さに震える心配がありません。

また、同様の理由から夜間だけは電源を切る、といった使い方もしないでくださいね。

設定温度に上がらない場合は?

室温が設定温度に達していないと感じる場合には、サーモバルブの温度を変えようとはせず、ボイラーの温度を上げてください。

サーモバルブは室内の温度を測定する部品です。ライトの光やカーテンなどの障害物により誤作動する場合があるので、周辺環境にも気をつけてください。

簡単な掃除で機器をきれいにしよう!

効率よく暖める方法ではないですが、扱いに気をつけ、こまめな掃除で汚れを除いたり、見た目を清潔に保ったりすることで、機器を大切に扱ってあげましょう。

空気の循環がなくほこりが舞うことはありませんが、ほこりは直接パネルヒーターや付属のファンに付着します。
そのような時は、市販のエアダスターなどでほこりを取り除いてください。

また、汚れが付いた場合はタオルなどでふき取って下さい。
湿ったタオルで汚れをふき取り水滴などがついた場合はさびの原因になるので、しっかり水分を取り除いてくださいね。

この記事のポイント

聞き慣れない方も多かったと思いますが、セントラルヒーティング式パネルヒーターについてご理解いただけましたでしょうか?

このシステムを採用したお家では、冬の北海道でも快適に過ごすことができます。
火傷の心配もなく、各部屋に設置してあるパネルヒーターのおかげで、どの部屋でも快適に過ごせます。

ただし、初期費用やメンテナンス費用が高いというデメリットがあります。
予算との兼ね合いや、どの部屋に設置するのか、といったプランをしっかり練る事が大切です。

メリット、デメリット共にありますが、とても優秀な暖房器具であることは間違いありません。
北海道で戸建住まいを考えている場合は、セントラルヒーティング式パネルヒーターをぜひご検討ください。


家づくりに関しての疑問やご不安については、札幌・千歳・苫小牧で経験豊富なハウスメーカーコスモ建設までお気軽にご相談ください!
私たちは1984年創業以来、地域に密着した建築会社として北海道の家づくりに取り組んでいます。
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この記事を書いた人

営業部黒田 翔太

楽しく、無理のないお住まいのご提案をさせて頂きます。時には厳しい事も言いますが、大きな買い物だからこそ、お客様とは真剣に向き合っていく覚悟を持って仕事をしています。一生面倒を見るつもりですので、お引渡し後も何かお困り事がございましたら、すぐご連絡ください。

 

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