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ハウスメーカーコラム

中古住宅の選び方のポイントを解説!モデルハウスを購入という選択肢も

コスモ建設の荻原です。です。いつも記事を見てくださってありがとうございます。

 

中古住宅を購入する際は、中古住宅ならではのポイントを押さえた選び方が大切!

新築住宅とはまた違うポイントをしっかりチェックする必要があります。

 

今回のコラムは、中古住宅の選び方についてのお話です。

中古住宅購入で失敗しないためにも、中古住宅選びで押さえるべきポイントや、モデルハウスを購入するという選択肢についても解説します。

 

新築ではなく中古住宅を選ぶメリット・デメリットもご紹介しますので、「新築と中古とどちらにしよう?」と迷っている方もぜひご覧ください。

 

 

内見前にチェック!中古住宅の選び方のポイント

中古住宅を探していて候補となる物件を絞り込んだら、内見前にまずは以下のポイントについてチェックしてみましょう。

 

【1】売りに出された理由

その物件が売りに出された理由は何でしょうか?

近隣に施設ができて騒音や渋滞が発生している、隣にビルができて日当たりが悪くなった、ご近所トラブルがあるなどの周辺環境が原因の場合は、購入後に同じ問題に悩まされる可能性があるため注意が必要です。

離婚や転勤、引っ越しなど、売主の都合が理由であれば特に問題ありません。

 

【2】建物の状態、条件

古い建物は現行の耐震基準を満たしていなかったり、建て替えができない再建築不可物件だったりする可能性があります。

 

そのような状態だと、住宅ローンを利用できない、耐震補強や改善に大きな費用がかかる、手放す際に売りにくいといった問題が起こる可能性もあるので、必ず確認しましょう。

 

リフォームや大規模修繕の履歴についても把握しておきたいものです。

マンションの場合は、築年数が古いと修繕積立金が値上がりしていくことも考えられるため、長期修繕計画の有無や積立の内容について確認しましょう。

 

【3】敷地境界、権利関係

隣地との境界は確定しているか、土地に抵当権が付いていたり複数人での共有になっていたりしないかなどを確認しましょう。

土地の登記事項証明書で確認できます。

不動産業者に依頼して見せてもらうか、自分で管轄の法務局から取得することもできます。

 

 

中古住宅の選び方のポイント!モデルハウスを購入するという選択肢も

中古物件と新築物件で大きく違うのは、建物に老朽化や劣化、不具合などの可能性があることです。

 

中古物件の内見では、一般的な不動産でチェックすべき間取りや設備などのほかに以下のような点も特に注意して確認しましょう。

 

建物外部の老朽化・劣化・メンテナンス状況

建物の外装などの状態を確認します。

見てわかるほどに老朽化や劣化が進んでいる場合は、入居してからの修繕に費用がかかる可能性があるため注意が必要です。

 

以下のような点をチェックしましょう。

  • 外壁のひび割れの有無
  • 屋根の形状、剥がれの有無
  • 雨どいの破損の有無
  • 建物の形状(木造で1階が駐車場の形状は不安定)
  • 1階と2階の壁・柱の位置関係
  • 床下換気口の有無  など

 

建物内部の老朽化・劣化・メンテナンス状況

築年数が古い物件だと、内部も老朽化している可能性があります。

 

住宅設備や配管などに不具合がないかもあわせてチェックしましょう。

  • 壁紙・床の傷や汚れの有無
  • 天井に雨漏りの跡がないか
  • 屋根裏や床下の状態
  • 建具はスムーズに動くか
  • 水回り配管に割れ、水漏れ、結露がないか
  • 電気容量やコンセントの数は足りるか
  • シロアリ被害はないか など

 

雨の日に内見すると雨音の響き方や雨漏りがないかどうか、水はけの良し悪しなどもチェックできるのでおすすめです。

 

周辺環境

新築物件とも共通する内容ですが、周辺環境についてもしっかりチェックを。

  • 日当たり、風通しは良いか
  • 騒音、振動の有無
  • 人通りや道路渋滞の程度
  • 商業施設などへの利便性
  • ご近所トラブルがないか など

 

可能であれば、曜日や時間帯を変えて複数回チェックできるとベター。

時間帯によって日当たりが違ったり、曜日によって周辺道路の交通量や騒音が違ったりする場合もあるからです。

 

マンションの場合は、内覧できれば部屋の中で騒音や振動がどのくらい聞こえるのかや、住人の年齢層やファミリーが多いか、1人暮らしの人が多いかなどもチェックできると安心です。

 

「モデルハウスを購入する」という選択肢も

中古住宅の購入では「モデルハウスを購入する」という選択肢もあります。

 

ハウスメーカーが住宅購入時の見学のために使っていた家で、まったくの新築住宅という訳ではありませんが、誰も住んでいないので劣化なども少ないです。

 

ちなみに新築住宅とは、新たに建設された住宅であって、建設工事の完了から1年以内で、かつ、人が住んだことのないものを意味します。

メーカーにもよりますが、多くの場合、建物が完成してから1年以上を経過しているため、モデルハウスはほとんどの場合において、中古住宅という扱いになります。

 

モデルハウスは、使われている設備にグレードが高いものが使われていることも多く、最新ではないものの品質が高いものを利用できます。

 

モデルハウスの購入も、実物を見て検討できるのでおすすめですよ。

コスモ建設では常時たくさんのモデルハウスを公開・販売していますので、ぜひ足を運んでみてください。

コスモ建設のモデルハウス見学

 

モデルハウスの購入を検討する場合は「モデルハウス購入で失敗しないためには?後悔しないためのポイントも」もぜひあわせてご覧ください。

 

 

中古住宅のメリット・デメリットも確認!

メリット・デメリット

住宅購入で中古住宅を選択肢に加えるためにも、中古住宅のメリットとデメリットを確認しておきましょう。

 

中古住宅のメリット

中古住宅のメリットは、新築住宅よりも予算を抑えて購入できることです。

すでに建築済みの実物を見て検討ができるので、購入後の暮らしをイメージしやすいのも良い点。

 

また、購入後にリフォームをして自分好みに作り変えることもできます。

リフォーム前提で物件を探すなら、間取りや設備にあまりこだわらず立地を優先して探すこともできるので、選べる物件の範囲が広がります。

 

中古住宅のデメリット

中古住宅のデメリットは、建物や設備が新品ではない点です。

経年劣化や汚れ、傷などがあったり、設備が最新モデルではない可能性もあるでしょう。

 

また、購入後のリフォーム代が思ったよりかかり、総額では新築を建てるのと変わらないくらいの費用がかかってしまうケースもあります。

建物の構造や敷地の条件などによっては希望通りのリフォーム・リノベーションができないケースがあることも知っておきましょう。

 

また、古い物件の場合は建物の担保価値が低く、住宅ローンの利用がしづらい、希望額の融資を受けられないという可能性もあり、その場合は自己資金を多めに準備しなくてはいけません。

 

新築と中古のメリット・デメリット比較や買うタイミングの考え方などは、こちらのコラムで詳しくご紹介しています。

戸建て住宅の購入で、新築と中古に迷われている方はぜひご覧ください。

新築か中古か…戸建てはどっちが良い?メリット・デメリットも確認

家を買うタイミングやベストな年齢は?知っておきたいポイントも

 

 

この記事のポイント

中古住宅を購入する際には、新築住宅とは違ったポイントとして、物件が売りに出された理由、建物の状態や条件、敷地の境界や権利関係などを事前に確認しましょう。

さらに内見時には、外装・内装・設備などの老朽化、劣化、損傷具合などもしっかりチェックを。

中古住宅の購入では「モデルハウスを購入する」という選択肢もあります。
まったくの新築住宅という訳ではありませんが、誰も住んでいないので劣化なども少なく、使われている設備にグレードが高いものが使われていることも多く、最新ではないものの品質が高いものを利用できます。

中古住宅は新築よりも安く購入できる、リフォームをすれば好みの間取りや設備にできる、立地の選択肢が広がるというメリットがあります。
しかし、築年数が古ければ老朽化や劣化、傷、汚れの程度がひどい可能性もありますし、担保価値が低いと判断されれば住宅ローンが利用しにくい可能性も。

また、購入後に大規模なリフォームをして、総額にすると新築を購入するのと変わらない費用がかかってしまったというケースもあります。

中古住宅を購入する際は物件や敷地の状態などをしっかり把握したうえで、資金計画やライフスタイルなどを踏まえて検討することが重要です。
8つの特徴

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この記事を書いた人

営業部荻原 宙奈アン

お客様の理想のマイホームを形にできるよう、精一杯頑張ります!
宜しくお願い致します。

 

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