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ハウスメーカーコラム

平屋の注意点は?対策や平屋のメリット・デメリット、間取りも紹介

コスモ建設の方川です。いつも記事を見てくださってありがとうございます。

近年、広々とした平屋の住まいが人気です。
高い天井から差し込む明るい光、広々としたリビング、自然を感じられる中庭など、平屋には魅力がいっぱい!

しかし、平屋ならではの注意点もあります。
今回は、平屋ならではの注意点について詳しくご紹介したいと思います。

新築で平屋を建てる際に知っておいてほしい注意点とその対策、コスモ建設での平屋の施工事例もあわせてご紹介します。

平屋の注意点とは? その対策も知ろう

階段と2階部分がなく、1階建ての住宅である平屋。
昔ながらの日本家屋のイメージでもありますが、近年は現代的でオシャレなデザインも増え、若い人たちの間でも平屋を検討される方が増えています。

しかし平屋を建てるときには、平屋ならではの注意点があることはご存知でしょうか?
平屋の主な5つの注意点と、その対策についてご紹介します。

①広い敷地が必要

平屋はすべての部屋が1階に配されるので、広い敷地が必要です。
しかも土地には建ぺい率(敷地面積に対する建物面積の割合)という決まりがあり、敷地いっぱいに建物を建てることはできません。

建ぺい率はエリアによって異なりますが、一般的には40~60%程度のエリアが多いです。
たとえば建ぺい率60%のエリアで30坪の平屋を建てたいなら、50坪の敷地が必要ということになります。

同じ広さの敷地でも建ぺい率が高いエリアなら、もっと広い平屋を建てられます。
土地を探すときは広さだけでなく、建ぺい率にも注目しながら探してみましょう。

平屋で快適に暮らすために必要な坪数については、こちらでも詳しくご紹介しています。
平屋の平均坪数は何坪? 平屋のメリットや注意点も解説!

②間取りに工夫が必要

平屋の間取りは平面的に広いことが特徴です。
そのため平屋での暮らしやすさは、部屋をつくるときにテーマや用途で考えたり、動線によって決まると言っても過言ではありません。

家事動線を考えてキッチンや水回りを近くしコンパクトにする、生活導線を考えて廊下の有無や配置を考えるといった工夫をしてみましょう。

③プライバシーへの配慮が必要

平屋ではすべての部屋がワンフロアにあるため、家族の距離が近くコミュニケーションがとりやすいことがメリット。
反面、で家族のプライベート空間を確保することが難しい場合もあります。
個室の配置や間取りに注意が必要です。

また、室内の生活空間が外からの視線と同じ高さなので、通行人や隣家からの視線が気になるというケースもあるでしょう。
道路に面してリビングを作らない、フェンスで視線を遮る、窓にレースカーテンやすりガラスを採用して目隠しをする、といった方法がありますよ。

④採光や風通しに注意が必要

平屋は建物に高さがないため、周りに高い建物があると日当たりが悪くなりがち。
周辺環境もよくチェックしてから土地を選びましょう。

また、建物の中心にある部屋には光や風が届きにくくなることも。
真ん中に中庭をつくる、コの字型やL字型を採用する、天窓を作って採光性を上げる、サーキュレーターを設置して風の流れをつくるといった対策も検討してみてくださいね。

⑤防犯面に注意が必要

平屋では寝室やお風呂を含むすべての部屋が1階のため、防犯面が気になるという声は多く、しっかりとした防犯対策が必要です。
防犯カメラ、センサーライト、防犯ガラスなどの採用を検討しましょう。

家をぐるりと塀で囲むのは、かえって死角を増やすことにもなりかねませんので注意してください。

平屋のメリット・デメリットは?

天井の高いリビングルーム

1階建ての平屋は2階を支える柱や壁が不要な分、間取りの自由度が高いことがメリット。
平屋には高い天井や広いリビングダイニングなど、開放感あるゆったりとした間取りが多いのはそんな理由があるからなんです。

階段がないので体の負担が少ないこと、家事動線や生活動線を効率的にプランニングしやすいことも平屋の魅力のひとつです。

一方、平屋のデメリットは先ほどの注意点でも挙げたように、プライバシーや防犯面に注意が必要なこと、採光や風通しを確保する工夫が必要なことです。
注文住宅で広い平屋を建てようと思ったら、敷地の面積もそれなりに必要ですし、基礎工事や屋根の面積が広いために、工事費が割高になってしまうという費用面も気になる部分ですね。

平屋の間取りでの注意点は?おすすめの間取りを紹介

平屋の間取りを考えるときの注意点やコツは、以下の3つを意識することです。

  • 動線を短くシンプルにする
  • 窓の配置に気をつける
  • 収納の量と場所

動線が短くシンプルな平屋は、家事や移動が効率的で生活しやすいです!
たとえばキッチンや洗面所などの水回りを近づける、回遊式にするなどの工夫を考えてみましょう。
窓の配置場所は採光性や風通しを確保するのはもちろん、部屋を広く見せたり、プライバシーを確保したりするためにもしっかり考えたい部分。
縦の空間を上手に使った平屋ならではの小屋裏部屋や、収納場所もぜひ検討してみてくださいね。

また、家族が増えたりライフスタイルが変わったりしたときのことを見越した間取りにするのもおすすめです。
間仕切りを開け閉めして部屋を仕切れるようにしたり、リフォームしやすい間取りや素材を採用したりといった工夫があります。
間取りの工夫が詰まった、コスモ建設の間取り事例をご紹介!
コスモ建設でも平屋のプランは人気です。
コスモ建設でご案内している間取りプランとそこで取り入れている間取りの工夫をご紹介します。

【リューベック】

リューベック

延床面積30坪 / 敷地面積81.85坪 / 建ぺい率40% / 3LDK+S / 18畳

洗面所はダイニングと廊下の2方向から出入りができる回遊式で、家事動線・生活動線が快適に。
2つの洋室は廊下を挟んでリビングから離し、プライバシーを確保しています。
大きな洋室にはロフトスペースを、玄関には大きなシューズクローゼットを設置して収納量もばっちりです。

【ケルン】

ケルン

延床面積27.19坪 / 敷地面積77.60坪 / 建ぺい率40% / 3LDK+S / 18畳

中庭を囲んだコの字型の間取り。
リビングは3方向の窓と最大4.5mの高天井で、開放感抜群の空間に仕上がりました。
ダイニングの上には縦の空間を活用したグルニエ(小屋裏部屋)も。
玄関には靴箱のほかにクローク式の収納を収納2か所つくり、玄関をすっきりきれいに使えます。

この記事のポイント

1階建てでゆったりとした暮らしができる平屋。

階段がないので体の負担が少ない、家事動線や生活動線が効率的で生活しやすいという魅力があります。

一方、広い敷地が必要だったり、採光やプライバシー、防犯面に注意が必要だったりと、平屋ならではの注意点もあります。

平屋の注意点は、間取りの工夫で対策が可能!
効率的な動線と効果的な窓の配置、収納の場所や量をぜひ考えてみてくださいね。

コスモ建設でもたくさんの平屋の間取りプランをご紹介しています!
モデルハウス

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この記事を書いた人

営業部方川 元志

友人に「営業に不向き」と言われながらも、入社して早19年。たくさんの素敵なご家族にお会いし、家づくりのサポートをさせて頂く中で、社会人として少しずつ成長出来ているように思います。お客様とのご縁を大切に、これまでの経験を活かして『素敵なマイホーム』のお手伝いをさせて頂きます。

 

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