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家づくりのヒント

新築一戸建て。都市ガス・プロパン・オール電化、どれがお得?

住まいの知識
新築一戸建て。都市ガス・プロパン・オール電化、どれがお得?

こんにちは。コスモ建設です。

今回は長年一戸建てで生活するうえで避けては通れない「光熱費」がテーマです。

都市ガス、プロパンガス、オール電化。
新築一戸建て住宅を購入するなら、一番自分に合ったものを選びたいですよね。

全国の平均値から相場を知ったうえで、北海道の生活に合わせた光熱費を選択するポイントを確認してみましょう。

「お湯を沸かす」で比較するなら、都市ガスが一番安い

まず、水道から出た平均的な温度の水(15℃前後)を同じ両手鍋に1リットル入れ、沸騰するまで加熱したとします。(電気代は全国平均の27円/kWh、ガスは中火で沸騰させる)

この時にかかる2017年現在、料金の平均的な目安は
都市ガス・・・・・約1.2円
オール電化・・・・約2.7円
プロパンガス・・・約4円

となります。
※季節や諸条件によりお湯の沸き方にも差が出ますので、あくまでも概算です。

この条件だけで見ると、「やはり都市ガスが一番!」という結論になりそうですが、一軒家では家族が数年~数十年生活をすることが一般的です。
そのため、メンテナンスの手軽さや普段の利用頻度なども視野に入れて検討することが大切です。

各エネルギーのメリット・デメリットを考える

単純比較した料金的なことで言えば都市ガスがお得になりやすいことは前述のとおりですが、ここでは各エネルギーのメリット・デメリットを確認してみましょう。

都市ガスのメリット

・基本料金はもちろん、使用料金も安い
・価格帯は道央圏でのプロパンガスの約50~70%程度。
・ガス会社の品質管理が24時間体制で各配管の要所要所に置かれているので安心。

都市ガスのデメリット

・ガス会社のタンクから配管を敷設する必要があるので、プロパンガスより導入費用が20万~50万円程度高くなる(メインの配管からの距離や立地条件によって差額あり)
・万が一震災などでメインの配管が使えなくなった場合、復旧に時間がかかる

 

オール電化のメリット

・深夜電力割引など、時間をうまく使えばガス並みにお得になることも
・小さな子供がいる場合、コンロをロックしてしまえば火が出ないので安心。また夏の煮炊きも直接火が出るガスコンロより放熱しにくいので快適。
・ガス代の契約がないので、基本料金が一つ減る。支払い忘れ防止や家計の管理も簡略に。

オール電化のデメリット

・貯湯タンクに沸かしたお湯を蓄える電気給湯器(電気温水器)の設置スペースが必要で、また貯めておいたお湯を使い切ると水になってしまう。
・設備によっては都市ガス並みの導入費用が必要。
・料理を楽しむ人にとっては火力は不十分な場合も。
・日中に家事や料理などをする人は、深夜料金の恩恵にあやかれないので、結果ガスと併用した方が料金が抑えられることも。

 

プロパンガスのメリット

・各家庭に個別ボンベを設置するので、敷設費用が一番リーズナブル
・火力が強いので、短時間で調理することも可能(都市ガスの約2倍の火力がある)

プロパンガスのデメリット

・料金が一番高い。特に北海道は日本の中でもトップクラスの高額。(冬期間に多くエネルギーを消費するため、備蓄量を維持する面でも影響を受ける)
・個別ボンベの設置場所が必要なため屋外のスペース確保が必須

各エネルギーの料金は一定ではなく、世界情勢や、経済の流れによっても変化します。
そのため「導入費用」「ランニングコスト(メンテナンス費含む)」のその両方が自分のライフスタイルに見合ったものを試算してみることが大切です。

実際に試算して、我が家にピッタリなタイプを見つけよう

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まずは現時点で、今生活している住まいと、新居とを比較し、光熱費の増減があるかを視野に入れ、毎月の細かな料金をイメージしてみるとより正確な試算ができます。

設備そのものの導入/運用費用

・設備の導入にどのくらい予算をかけられるか
・設備の耐用年数はどのくらいか
・オール電化にした場合や、オール電化からガス併用にした場合に、買い替えになるものはどのくらいあるか(ガスコンロやガスヒーター、IHヒーターだけではなくIHヒーター対応のキッチン用品など)

生活の変化によるランニングコスト

・今の住居と比較し部屋数は増えるのか(ライトや暖房をつける回数/時間を試算)
・小さな子供の子育て開始や子の独立、親世代との同居など世帯人数に変更はあるか
・一日で電気やガスを使う流れはどのようになっているか
(深夜料金割引や休日料金、使用従量に応じた割引などが使用できるか)
この2つの観点からバランスよく試算してみることが大切です。

まとめ

ライフスタイルによっては、ガスとオール電化の併用をした方がお得になるほか、高齢のご家族と暮らすならオール電化の方が価格重視でなくとも設備が使いやすい可能性もあります。
単にお金の面だけではなくご自身の家庭にあったものをぜひ見つけてくださいね。