コスモ建設の荻原です。いつも記事を見てくださってありがとうございます。
従来の日本家屋にあった「縁側」とはまた一味違った魅力がある「ウッドデッキ」。
ウッドデッキに憧れはあるけど、実際にどう使えば良いのかイメージがつかめないという方もいるかもしれません。
そこで今回は、ウッドデッキのメリットを活かせる活用法や、快適に使うためにおすすめの設備、ウッドデッキに使う木材の種類と特徴などについてご紹介します。
コスモ建設の施工事例もご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
ウッドデッキの活用法は多彩!メリットもご紹介
ウッドデッキは多くの場合、地面から少し高い場所に設置し、住宅と庭や室外スペースをつなぐクッションスペースとして活用します。
ウッドデッキの最大の魅力は、日常使いの快適さはもちろん、ちょっとしたスペシャルタイムに家族や友人が集まる、「もう一つの部屋」として活用できる点ではないでしょうか。
ウッドデッキを設置することで、部屋や空間を広く見せることができ、スペースを有効活用したり、家事を効率化させたりできるなどのメリットがあります。
ウッドデッキの活用方法とメリットについて、詳しく見ていきましょう。
おしゃれな物干しスペースとして
ウッドデッキは物干しスペースとして使うことができます。
ウッドデッキはベランダよりも開放的でおしゃれな雰囲気なので、いつもの家事も楽しみながらできそうですね。
ウッドデッキは地面から高く風通しも良いので、移動が楽なだけではなく、洗濯物も乾きやすく家事の時短にもつながります。
くつろぎのスペースとして
屋外のリビングスペースとして使うのもウッドデッキの活用法の一つ。
天気の良い休日にはウッドデッキで読書やお茶をするなど、リラックスタイムを過ごせそうです。
ホームパーティーのサブ会場として
ウッドデッキにソファーやテーブルを持ち込めば、快適なカフェやビアガーデンをご自宅で再現できます。
仲の良い友人やご家族を招いてホームパーティーも楽しそうですね。
近隣とウッドデッキの間隔があれば、野外焼き肉などの団らんにも使用できます。
ただし、地域によっては自宅敷地内であっても野外の火気を厳禁とする町内会もあるので、確認しておきましょう。
小さなお子さまやペットの遊び場として
囲み型のウッドデッキで2坪ぐらいあれば、小さなお子さまや小型犬、猫などを遊ばせるためのスペースとして活用するのも良いですね。
夏の醍醐味の一つであるお子さまとの水遊びも、ウッドデッキならより快適に楽しめます。
庭先での簡易プールと比較すると、水浴びを楽しんだ後の室内への移動がスムーズになります。
遊んでいる最中に流れ出た水もコンクリートでは一箇所に溜まりやすいですが、ウッドデッキならその心配はいりません。
ただし、天然木のウッドデッキで水気を放置すると腐食の原因につながりやすいので、ウッドデッキのメンテナンスは随時行いましょう。
樹脂木や木粉含有率の低い人工木を使用したウッドデッキは太陽光により高熱になりやすいので、サンダルやビニールシート、日傘などの用意をおすすめします。
天気が良いのに、ペットの散歩に行く時間が取れない!というときにも、ぜひウッドデッキを開放してあげましょう。
ガーデニングテラスとして
ウッドデッキに植木鉢やプランターを設置すれば、テラスとして使うこともできます。
野菜やハーブなどの家庭菜園を楽しんだり、季節の花を植えて季節を感じられる生活をしたりするのも良いですね。
植物や花は室内からも眺められるので、癒しのスペースになりますよ。
ウッドデッキを設置する場所などを含め、家を建てる際には日当たりも気になりますよね。
下記コラムでは土地の向きによって変わる日当たりのメリット・デメリットなどについてご紹介していますので、あわせてご覧ください。
家の日当たりのベストな方角は?向き別の特徴や日当たり対策方法も
ウッドデッキがさらに快適になる設備やオプション
ウッドデッキを設置する際に気になるのは、プライバシーや段差から落下する危険性、雨・日差しなどではないでしょうか。
快適にウッドデッキを活用するために、柵やフェンスなどを設置して目隠しにするとプライバシーを確保することができます。
柵やフェンスがあれば、お子さまや年配の方が転落・転倒するのを防ぐことができ、ペットの脱走防止にも役立ちます。
また、雨や日差し対策には屋根を設置すると良いでしょう。
雨の日でもウッドデッキを使えるようになり、洗濯物を干して外出した際に雨が降っても安心です。
屋根を設置することで雨に濡れにくくなり、ウッドデッキも長持ちしやすくなりますよ。
ウッドデッキに使う木材の種類や特徴は?DIYで作れる?
ウッドデッキはあたたかみのある木の質感が特徴ですが、ウッドデッキの素材には天然木と人工素材があり、人工素材はさらに人工木と樹脂木にわけられます。
それぞれ以下のような特徴があります。
詳しく見ていきましょう。
天然木
天然木には味があり、エイジングされるたびに人工木や樹脂木にはない風合いを楽しむことができます。
デメリットとしては、ウッドデッキ初心者にはメンテナンスなどの手間が少々大変に感じる方もいるでしょう。
なお、天然木は広葉樹と針葉樹では特徴に違いがありますので、理想のデザインやメンテナンス頻度に応じて選択すると良いでしょう。
人工素材
人工素材には樹脂に再生木や天然木を作る際に出る木粉・端材などを混ぜて加工された「人工木」と、ポリエステルなどの樹脂100%である「樹脂木」があります。
人工木
樹脂木と比較するとやや強度に劣りますが、木粉の含有率が高い(50%以上)人工木なら真夏の炎天下でも温まりにくいという特徴があります。
小さなお子さまやペットをウッドデッキで遊ばせたいなら、こちらを選ぶのが良さそうです。
また、実際に樹木が混ざっていますので、天然木に近い色合いが出やすいのも人工木の特徴といえるでしょう。
ただし、木粉の含有率が上がればメンテナンスの頻度も増します。
樹脂木
素材のすべてが人工樹脂であり、メンテナンスの容易さや強度は樹脂木が一番です。
樹脂だからこその均一の目地で、デッキの統一感が生まれます。
ウッドデッキの施工はプロとDIY、どちらがおすすめ?
ウッドデッキをDIYするケースも増えてきていますが、味のある天然木をしっかり組み上げ長く愛用したいなら、やはり最初はプロの施工にお願いするのがおすすめです。
プロの施工は何といっても出来上がりまで決まった期間で仕上がるし、完成度も高いです。
日々のメンテナンスさえ怠らなければずっと安心して活用できます。
天然木の多くは輸入されてきているので価格も少々高めで、樹脂木や人工木と比較すると重量が重くなることが多いです。
また、同じ樹木でも一本一本特徴が違い、模様をそろえるのも一苦労するので、DIY初心者には少し難易度が高い素材です。
ホームセンターなどで購入できるDIY用のウッドデッキは、人工木もしくは樹脂木が多く、製作キットも豊富に販売されています。
製作キットに含まれる資材はすでにカットされているので、初心者が苦戦する「同じ長さに資材をカット」という工程を省くことができます。
ベランダや庭との境目に1坪ほどのウッドデッキを作ってみたいのであれば、ホームセンターで材料を揃えれば費用はそう高くないため、DIY好きにはもってこいかもしれません。
ウッドデッキを活用した施工事例
実際にコスモ建設でウッドデッキ付きの住まいを建てられたK様の施工事例をご紹介します。
川沿いで見晴らしが良く緑に囲まれたエリアで、自然を身近に感じながら家族の時間を大切にできる家にしたいと、一つひとつ丁寧に話し合いながらつくりあげました。
将来家族が増えたときのために、自分たちらしい家に住みたいと考えていたご夫婦。
うれしいことに建築途中で奥様がご懐妊され、思い描いていた未来と住まいが実現しました。
ダイニングにつながる5畳のウッドデッキを設け、家にいながらアウトドア気分が楽しめるスペースに。
休みの日にはご家族でバーベキューを楽しみ、お子さまもお気に入りの場所になっているそうです。
ウッドデッキからキッチンまでの動線がスムーズなのも使いやすいポイント。
隣家の死角に設けられているので、奥様は周りの目を気にせず洗濯物を干すことができ、実用性も兼ね備えています。
ウッドデッキの活用法はさまざま!快適に楽しもう
しゃぼん玉で遊ぶ子どもたち、家族で楽しむバーベキュー、犬が楽しそうに走り回る風景…。
ウッドデッキは物干しスペースだけでなく、くつろぎのスペースやホームパーティーの会場、お子さまやペットの遊び場、ガーデニングテラスとしての活用法もあります。
柵やフェンスを設けてプライバシー対策をしたり、屋根を付けて雨や日差しの対策をしたりすると、さらに快適にウッドデッキを使えますよ。
ウッドデッキに使う木材には天然木と人工素材があり、人工素材は人工木と樹脂木にわかれます。
それぞれメリットとデメリットがあるので、用途に合わせて選んでくださいね。
ウッドデッキをDIYで作る方も増えていますが、天然木のウッドデッキは難易度が高いのでプロに任せるのがおすすめです。
小さなウッドデッキをホームセンターの素材で作るなら、DIYにチャレンジしても良いかもしれません。
せっかく一戸建てを検討されるなら、ぜひウッドデッキの楽しみ方も視野に入れてみてくださいね。
新築一戸建てをご検討の方は、札幌のハウスメーカー コスモ建設へお気軽にご相談下さい!
私たちは1984年創業以来、地域に密着した建築会社として北海道の家づくりに取り組んでいます。
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