
すっきりとした対面キッチンはご主人のお気に入り。
家に友人を招くことが多いため、ダイニングからの視界には気を配りました。
シンクや手元を見せないために物を隠す棚を設けるのではなく、
腰壁を高くすることで解消し、白を基調として圧迫感をやわらげました。
イスやテーブルを動かしても傷がつかない床材なのも嬉しいポイント。
「何も気にせずみんなでワイワイ過ごせるのがとてもうれしい」と笑います。

太陽光に満ちたリビングを見上げると、
存在感がありながらも空間になじむ梁が出現。
大きさや色合いを何度も話し合って決めた、奥様の思い入れが深い場所です。
その奥に見えるアクセントクロスは空間を引き締める役割も。
夜間や悪天候の日は、スポットライトのやさしい光がふたりを包みます。

玄関横にあるシューズクロークには
ご主人が集めている自慢のスニーカーがズラリ。
かさばる外箱も難なく収納できて、出し入れもスムーズ。
ゴルフバッグをはじめ、趣味のグッズも置けるほど大容量で
「作ってよかった」とふたりとも大満足です。

プランニング当初は、リビングを広く取ることに
多少の迷いがあったと話す奥様。
けれど、ふたりでも大人数でもゆったり座れる
大きなL字型ソファを置きたいと考え、
それに合わせたスペースを確保することに。
吹き抜けという縦の空間も相まって、
より開放的でゆったりとしたリビングとなり、
「今の広さにして正解でした。」と話します。

「家づくりがとにかく楽しかったです。無理難題な要望も叶えてくれ、
外観や間取りを自由にできました」と声をそろえるご夫妻。
洗面所を広くしてメイク用のカウンターを設けたり、
ロボット掃除機を置いておく階段下のスペースなど
アイデアが盛り込まれた住宅に仕上がりました。
ふたりの人柄を表すように、にぎやかで自由な雰囲気が
この家全体の心地よさにつながっています。