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インテリアは何色までにするべき?色使いのコツを知ろう!

コスモ建設の田村です。いつも記事を見てくださってありがとうございます。

 

一度購入すると長い付き合いとなるインテリア。

かわいらしいファブリックやおしゃれな家具を少しずつ買い足していくうちに「なんだかゴチャついて統一感がなくなってしまった…」と後悔する声も聞こえてきます。

 

洗練された統一感のある空間を演出し、リラックスできる部屋にするためには、インテリアの色使いが大きなポイントとなります。

 

家にいる時間が長い方はもちろん、休日以外はほとんど眠りに帰るだけという方も、ちょっとした色使いを意識して過ごしやすい部屋づくりを心掛けてみてください。

 

今回は、インテリアの色を何色までにするとおしゃれな部屋になりやすいのかを解説!

 

インテリアコーディネートのポイントやカラーコーディネートの黄金比、色自体のイメージによる効果なども踏まえて、色使いを中心としたインテリアを選ぶヒントをご紹介します。

 

 

インテリア全体の色を考えるには、まずテイストを決めること

インテリアの色を何色までにするか考える前に、部屋のテイストやコンセプトを決めるのがコーディネートのポイントです。

 

まず、こんなことを考えてみましょう。

  • その部屋はどんなときに使いますか?
  • 部屋にいるときにどんな気分でいたいですか?
  • 自分や家族の好きなテイストはどんなものですか?

 

リビングならリラックスできるナチュラルなイメージの空間に、ワークスペースならモダンな雰囲気で集中しやすい空間にするなど、部屋の用途によって方向性は変わってきます。

 

部屋全体がまとまりのある雰囲気になるよう、最初に部屋のテイストやイメージを決めておくと、色も選びやすくなりますよ。

 

部屋のテイストの代表的なものには、ナチュラル、モダン、エレガントなどがあり、近年はアンティーク調やブルックリン調といったテイストも人気です。

 

たとえば、アンティーク調なら木目をベースにして差し色を「くすみカラー」の中から選んだり、ニューヨークを意識したブルックリン調なら「黒とシルバー」をベースにレンガ色も含めてまとめるなど、豊富なカラーからも絞りやすいでしょう。

 

 

インテリアは何色までにするべき?カラーコーディネートのポイント

白いソファの部屋

部屋のテイスト・スタイルを決めたら、インテリアの色について考えていきましょう。

 

インテリアの色使いの基本的なポイントは、「色数をおさえる」ことと「同系色でまとめて差し色を入れる」こと。

 

何色までに色数をおさえるべきか、配色の割合の考え方、色や照明が与えるイメージについて解説していきます。

 

 

インテリアのカラーは3色まで

1つの部屋にそろえるインテリアの色は3色までにおさえるのが、おしゃれな部屋を作るポイント。

家具だけでなく、天井や壁、床の色も含めて3色でまとめましょう。

 

4色以上になると統一感がなくなり、なんとなくゴチャついた印象になりやすくなります。

 

とはいえ、生活していく中で「ハンガーラックがむき出しで洋服が見える」「棚に入っている本の背表紙がカラフル」など、色合いを統一できないこともあるでしょう。

そんな時は棚の前面にカーテンをかけたり、ブックカバーなどで色をあわせたりして、色味が同系色になるよう工夫してみましょう。

 

また、床や壁などと同系色のパーテーションを挟んで、ハンガーラックや棚自体を見えにくくすることもおすすめ。
イメージをあわせやすくなります。

 

3色の配分は「70%:25%:5%」

カラーコーディネートの世界でも下記のような「黄金比」というものがあります。

  • ベースカラー:70%
  • メインカラー:25%
  • アクセントカラー:5%

それぞれどんな役割を果たすのか、詳しく見ていきましょう。

 

ベースカラー

ベースカラーとは、天井や壁、床など、インテリアの基礎となる部分に使われる色のこと。

部屋に使われる色の70%をベースカラーで統一することで、全体としてまとまりのあるカラーコーディネートになります。

 

部屋を広々とした空間にしたいなら、暗めの色よりも明るめの色をベースカラーにするのがおすすめです。

 

下の画像の2つの部屋を比較すると、まったく同じ間取りなのに右の部屋の方が狭く感じませんか?

 

ホワイトやアイボリー、ベージュ、ライトブルー、ライトグリーンなどの淡色は特に圧迫感が少ないため、部屋を広く見せる効果が期待できます。

説明画像1

 

メインカラー

メインカラーは、ラグやカーテンのような大きな布製品や、背の高い食器棚や本棚などに使われ、インテリアの主役となる色のこと。

すべての家具を同系統でそろえ、部屋の25%がメインカラーになるようにインテリアを選んだ方が部屋がすっきりして見えます。

 

下の画像の2部屋を比べてみましょう。

 

右の部屋ではその都度好きな家具を買い足した結果、インテリアの色がバラバラで統一感がありません。

左の部屋はメインカラーのブラウン系で家具を買いそろえ、アクセントとしてカーテンに淡いブルーを使っています。

 

左のほうが統一感があってすっきりした部屋になっていますよね。

説明画像2

 

メインカラーも圧迫感に影響するので、高さのある家具を置きたい場合は、できるだけ濃い色を避けると部屋を広々と見せることができますよ。

 

その他、狭いリビングを広く見せる方法については「リビングの広さで後悔しないためには?広さの目安や広く見せる方法」もあわせてご覧ください!

 

アクセントカラー

アクセントカラーは、メインカラーの色合いをさらに強調し、イメージに変化を与えるポイントとなる色のこと。

クッションや小物、観葉植物などに使われる色で、インテリアの5%程度に留めると良いでしょう。

 

ベースカラーとメインカラーだけでは少し味気ないと感じる場合などにアクセントカラーをうまく取り入れると、さらに洗練されたイメージになります。

 

アクセントカラーに使う色は、ベースカラーやメインカラーとは対照的な色を選ぶのがポイント。

下の色相環図でいうと、ベースカラーは隣り合った同系色でまとめ、アクセントカラーはベースカラーの向かいにある「反対色」を取り入れます。

 

もしくはベースカラーとメインカラーを同系色の淡い色でまとめて、アクセントカラーとして同系色の濃い色を持ってくるのも効果的です。

 

ちなみにこの色相環図にはありませんが、白の反対色は黒です。

白をベースとし、黒の家具をアクセントとして取り入れたモノトーン調のインテリアが根強く愛される理由は、反対色の絶妙なバランスによるものともいえます。

image9

色や照明のイメージや効果も参考に

色彩や照明の明るさによって、部屋の印象が大きく変わることもあります。

インテリアの色や明るさによって部屋のイメージにどんな影響があるかも参考にして、カラーコーディネートを考えましょう。

 

色が与えるイメージ

人間の感覚は、色によって無意識に影響を受けています。

 

たとえば、赤や黄色などの暖色を目にすると、なんとなく元気になると感じることはありませんか?

暖色には血圧をあげたり、食欲を増進したり、熱気を感じさせる効果があります。

 

反対に青や緑などの寒色には、血圧を下げたりリラックスしたり、食欲を抑えたり冷気を感じさせる効果があるのです。

 

部屋の用途にあわせて色のイメージを利用してみましょう。

たとえばリラックスしたい寝室には淡いグリーンやライトブルーを使用すると、良質な睡眠を得やすくなります。

また、食卓に置くランチマットや玄関マットなどには暖色系の明るい色を使用すると、元気に1日を始めることができるでしょう。

 

照明の色や明るさが与えるイメージ

照明の色や明るさも、部屋のイメージに影響します。

 

たとえば蛍光灯のような明るい昼白色には気分を活性化する効果があり、オレンジ色の電球色にはリラックス効果があります。

 

そのため同じリビングでも、朝や昼は昼白色の明るい照明にし、夜は照明の色を変えたり間接照明を使ったり、明るい部分にカバーをかけてみましょう。

ひと手間を加えることで、同じ部屋でも活動的な雰囲気とリラックスできる雰囲気を使い分けることができ、生活にメリハリが生まれます。

 

 

インテリアのスタイル別コーディネート実例

今回ご紹介したインテリアコーディネートの「色合い」に注目して、さまざまなスタイルの部屋のコーディネート例を見てみましょう。

 

ナチュラル

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ナチュラルテイストな部屋は、自然の温かみを感じさせる無垢材などの木の素材を床や家具などに選ぶのがポイント。

 

天井と壁、ソファなどをホワイトで統一し、床材や机などの家具を木の素材でまとめています。

 

照明も窓から入る自然光や間接照明を利用してやわらかい雰囲気を演出していますね。

 

モダン

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スタイリッシュなモダンテイストの部屋では、白をベースカラーにしてソファやラグといったファブリック系家具を黒にすると部屋にメリハリが出ます。

 

完全にモノトーンカラーで統一するのも良いですが、組み合わせによっては生活感がなさすぎてさみしいイメージになることも。

 

そんな時は、ダストボックスや背の低いラックをワインレッドのような落ち着いた濃いめの色にしてアクセントカラーにすると、変化を持たせることができます。

 

アンティーク調

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アンティーク調のスタイルの部屋には、木目を生かした家具を多く活用するのがポイントです。

 

おすすめは、壁や天井、家具などすべてのインテリアを茶色(木目)のコントラストでメリハリをつけたコーディネート。

 

また、写真のように壁紙をホワイトにし、それ以外の家具を茶色ベースに統一したコーディネートもアンティークな雑貨が似合う雰囲気ある部屋に。

 

色味はシンプルですが、何箇所かに分けて配置した柔らかな照明がアクセントになり、おしゃれなイメージにまとまります。

 

特にシャンデリアなどの装飾が多い家具を使用する場合は特に、色数を抑えないとゴテゴテしたイメージになりやすいので気を付けましょう。

 

ブルックリン調

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(画像©NOCE)

 

ブルックリン調は北欧系コーディネートと比較して、アイアン素材のラックやチェアなどを取り入れ、都会らしい洗練された雰囲気を演出するのが特徴です。

 

そのため、木製の家具はアイアン家具にあわせて比較的濃い茶色のものを使用すると統一感が生まれやすくなります。

 

ミニプランターなどの緑が映えるコーディネートでもあるので、観葉植物をアクセントとして置いてみても良いですね。

 

 

インテリアを何色にまとめるかイメージしてコーディネートを楽しもう

インテリアコーディネートをする際には、部屋の用途や好みにあわせてスタイルを決めることから始めましょう。

 

インテリアの色は3色までにおさえ、ベースカラー70%、メインカラー25%、アクセントカラー5%の割合で配色すると統一感のあるインテリアになります。

色彩自体が持つ効果や照明の明るさによるイメージも活かして部屋全体のコーディネートを考えましょう。

 

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この記事を書いた人

営業部田村 光年

携わったお客様に『私からでよかった』『私に任せておけば大丈夫』と感じていただけるお付き合いができるよう、お客様に向き合い一緒にチャレンジし、共に成長していけたらと思います。

 

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