Earthquake Resistance and Durability
耐震性・耐久性
2×4工法の強さの秘密「モノコック構造」
2×4工法は、「柱」や「梁」で建物を支える日本従来の「軸組工法」とは全く異なる建築工法です。2×4工法は「パネル」で建物を支えます。
この「面構造」によって家全体が強いモノコック構造(一体構造)となります。モノコック構造はもともと極限の強度が求められる航空機用に開発されたもので、スペースシャトルや新幹線、F1レーシングカーにも採用されているほど、きわめて強固な構造です。
2×4は過去地震での倒壊がゼロ
東日本大震災、阪神淡路大震災、新潟県中越地震、そして北海道胆振東部地震、それら大被害を与えた大地震でも、2×4住宅は一度も倒壊したことがありません。
揺れの衝撃が一点に集中してしまう軸組工法(在来工法)と違って、揺れを面で受け止めて力を分散させる2×4工法は、地震による倒壊がゼロという実績からも、地震に強い家といえるでしょう。

新耐震補強 NOERS(ノアーズ)
コスモ建設では、基礎から壁、天井をボルトで緊結することで引張耐力が向上し、耐震性がアップする耐震補強(NOERS)を採用しております。


耐火性
火を貰わない外部構造と、火を広げない内部構造
もし、隣地で火災が起きた場合、その外壁の温度は800℃以上。コスモ建設の家は、外壁面を860℃まで加熱しても、壁内部の木の着火温度(260℃)に達しません。さらに、もしも室内で火災が発生しても、火の広がりを抑えるファイヤーストップ構造の採用により、構造内への広がりを抑えます。

万が一の火災にも強さを発揮
2×4住宅は、床や壁の構造材などで火が燃え広がるのをくい止めるファイヤーストップ構造。すべての天井や壁の内側全面に張られている厚さ12.5mm以上の石膏ボードには、熱にあたると25分もの間、水蒸気を放出する特性があり、火災の進行を遅らせることができます。
こうした耐火性により2004年国土交通大臣の「耐火構造認定」を木造住宅で初めて取得。火災保険料率は、住宅金融支援機構の基準で省令準耐火構造に認定された場合、鉄筋プレハブ等と同等になります。(地震保険料率も損害保険料率算出機構の基準により他の木造建築住宅よりも大幅に下げられるようになっています)。
※保険料率についてはご加入の保険会社にお問い合わせください。

耐久性
永く、安心して暮らせる丈夫な家
コスモ建設では、構造用製材に含水率19%以下のJASに基づく乾燥材を使用しています。また、地盤面に防湿シートを敷き込み、地盤から発生する水蒸気を遮断。外壁面、小屋裏と湿気を溜めない工法を取り入れることで、耐久性を確保。永く、安心して暮らせる丈夫な住まいを実現します。
透湿・防水シート
通気層工法は、万一の外装仕上げ材からの雨水の侵入に対しても、適切に排水することにより、壁の防水性を高めた工法です。また、壁内からの湿気は透湿・防水シートを通り抜けた後、効果的に排出される為、有効な壁体内部結露対策とされてます。

結露を防ぎ家を長持ちさせる外壁通気工法
結露は、温度の高い空気が冷たい物に触れ、空気中に含まれていた水蒸気が水になることで発生します。屋内と屋外を隔てる住宅の壁は、温度差によっ
て結露が発生しやすいため、壁表面に発生した結露はカビやダニの発生原因になります。また、壁内で発生すると木材を腐朽させる要因になるなど、住宅にさまざまな悪影響を与えます。
コスモ建設の2×4住宅は、構造材である木材自体が優れた断熱性を持っているため、結露が発生しにくいという特長があります。さらに、外壁通気工法によって水蒸気を壁内から追い出し、壁内側に防湿フィルムを採用するなど、結露防止対策を施しています。

小屋裏換気
天井と屋根の間にできる小屋裏空間に外気を取り入れて換気を行います。温度差により湿気がこもると、木材や断熱材に内部結露が生じ、カビや腐敗の原因となります。コスモ建設では小屋裏換気施工も取り入れ、耐久性を確保しています。

防腐処理
土台の木材には、薬剤の加圧注入により、防腐・防蟻処理を施した木材を使用します。また、一階の床組と一階の床立ち上がり部分の構造用合板、土台上部から1メートルの高さの主要な木材にも防腐を塗布します。(水周りに関しては天井まで施工)

防腐土台
木材防腐処理インサイジング加工(木材の表面に細かい切り込みを入れる)をして、木材を乾燥し、密閉タンクの中に入れJISおよびJAS規格の安全な防腐・防虫剤を圧入する加圧式処理法を用いています。
